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元少年Aの抗議文とホームページ「存在の耐えられない透明さ」

元少年A。

18年前の『神戸連続児童殺傷事件』の犯人、

『酒鬼薔薇聖斗』であり、

今年の6月11日に手記、『絶歌』を出版し

様々な論争を巻き起こした張本人。

その少年Aが、

『週刊文春』に対し、

抗議文を送ったようです。

その内容は、

6月25日発売の『週刊文春』に掲載された、

”少年A、手記出版 禁断の全真相”

と題された、幻冬舎・見越徹社長の

独占インタビュー。

その内容が真実と異なることに対して、

真実を伝える義務

感じているというものです。

さらに情報発信の場として、

公式ホームページ

立ち上げたというものです。

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少年Aの抗議文

元少年Aです。

ご存じの通り、僕は2015年6月11日、

太田出版より手記『絶歌』

を上梓しました。

この本の出版に至る経緯を巡り、

6月25日発売の『週刊文春』に

“少年A「手記」出版 禁断の全真相”

と題された、

幻冬舎社長・見城徹氏の

独占インタヴューが掲載されました。

しかしこの記事の内容は残念ながら

事実とは異なっていました

僕は当事者としてありのままの真実を

包み隠さずきちんと伝える義務を感じ、

今回独断で筆を執らせていただきました。

事の始まりは2012年冬。

僕は段ボール2箱分の缶詰を買い込み、

カーテンを閉め切った穴蔵のような

狭いアパートの一室に籠城し、

版木に向かう棟方志功さながら、

書き物机に鼻先をこすり付ける勢いで、

体重をかけ一文字一文字刻み込むように

見城氏への手紙を書いていました。

実際に見城氏に送った手紙と

一字一句同じ下書きが残っていますので、

ここに転載します

「近いうちに自分は、

この見城徹という底しれない怪物と

接触することになる」

そうはっきり確信しました。

怪物は怪物を知る。

心の奥深くに封印していた

私の中の怪物が、

あなたと交わりたくて鋼鉄の扉を

ドンドンと叩きつづけているのです

私には四十歳までに何としても実現したい

具体的なヴィジョンがあります。

そのために、この暑苦しい

「普通の羊」の着ぐるみを脱ぎ捨て、

9年ものあいだ封じ込めていた

“異端の本性”を呼び覚まし、

精神をトップギアに入れ、命を加速させ、

脇目もふらず死に物狂いで

「一番肝心な」三十代を

疾走してやろうと決めたのです

私にあるのは、

研ぎ澄まされた感性の触角と、

ふてぶてしいまでの生命力と、

荒ぶる“表現の本能”だけです。

私はそれらを武器に、

破滅を覚悟で人生最大の

ロシアン・ルーレットに

挑むことにしました。

したり顔の見も知らぬ他人に

様々なかたちで蹂躙され、

搾取されてきた自らの物語を

自らの言葉で奪い返さないことには、

私は前にも後ろにも横にも斜めにも

一歩も動き出すことができないのです

この手紙を受け取ったあなたは今、

歴史のY字路に立っています。

あなたがこの手紙をどう扱うか、

それによってあらゆる

“表現の未来”が変わります。

闇に葬られた1990年代最大の異端児を、

日本少年犯罪史上最悪のモンスターを、

他ならぬ「見城徹」の手で歴史の表舞台に

引きずり出してみたいとは思いませんか?

赤でも青でも緑でも黄色でもない、

あなたが

「地の果てまでも行っても見たい」

と言っていた、

いまだかつて誰も見たことのない原色を

最前列でお見せすることを約束します

http://news.livedoor.com/

article/detail/10572123/

存在の耐えられない透明さ

さらにこの手紙の中で少年Aは、

このように記述していました。

重要なお知らせです。

いろいろ思うところがあり、

急遽ホームページを開設しました。

無論、ホームページに関しても

僕が誰にも相談せず

一人で勝手にやったことであり、

太田出版は無関係であることを

お断りしておきます。

少年A オフィシャルホームページ

http://●●●●(実際はHPアドレス)

まだ立ち上げたばかりで

方向性も決まっていませんが、

今後はこのホームページを基盤に

情報発信をしていく所存です。

http://news.livedoor.com/

article/detail/10572123/

少年Aの抗議文とホームページ

少年Aのホームページは

『存在の耐えられない透明さ』

と題され、公開されており、

現在、閲覧可能です。

実際に見てみましたが、

その内容は独特で、

見る者によっては、

かなり嫌悪感を感じるかもしれません。

そのため、閲覧には

十分注意してください。

『存在の耐えられない透明さ』

『絶歌』に引き続き、

一目見ただけでは

理解し難いタイトルと内容です。

そこにはやはり、

『酒鬼薔薇聖斗』の独特な

世界が広がっているのでしょう。

抗議の内容はつまり、

『真実を伝えたい』ということでしょう。

『絶歌』の出版経緯、

見越徹氏への訴えの内容にもありますが、

『表現する』、『伝える』ということに

欲求と義務を感じているようです。

しかしこれでは、

18年前と何ら変わっていないという

意見も多いようです。

18年前は『殺人』という形で

自分の欲求を表現し、

今は手記ホームページ

自分の欲求を表現しようとしています。

そしてそこには

被害者の気持ちや閲覧者の心情、

そのようなものが組み込まれているとは

到底思えません。

少年Aは、真実を伝えることに

義務を感じているようです。

しかし彼はれっきとした犯罪者

殺人犯なのです。

『罪を犯した者は罪を償う』

『絶歌』出版、抗議文の送付、

公式ホームページの開設。

再び『陽の当たる場所』に出てきてからの

彼の一連の行動の中には、

『償い』の表現が見られないのです。

結局、少年A・酒鬼薔薇聖斗は、

過去の罪を償わずに、

自分の欲望を満たすためだけに

生き続けているのでしょうか?

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