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礒野和晃が奪ったもの

昨年12月、兵庫県加古川市で発生した
大山真白(おおやま ましろ)さん(20)殺害事件。

事件発生直後から
『知人男性』
『金銭トラブル』
などといった手掛かりはあったようですが、
その後、これといった進展
報道されることはありませんでした。

しかし事件発生から2か月が経過した2月18日
突然、犯人逮捕の報道が流れてきました。

犯人逮捕から3日が経過し、
徐々に明らかになってきた
容疑者の素顔事件の背景

この事件について考察していきたいと思います。

なお、事件発生時の情報に関しては、
こちらの記事を参考にして下さい。

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犯人は礒野和晃容疑者(21)

大山真白さん殺害の容疑で逮捕されたのは
兵庫県加古川市東神吉町のアルバイト、
礒野和晃(いその かずあき)容疑者(20)。

礒野容疑者は昨年12月7日頃、
兵庫県加古川市の加古川で
大阪府吹田市のアルバイト店員、
大山真白さんを殺害した容疑をもたれており、
大筋で容疑を認めています。

礒野容疑者の顔写真に関しては
既に多数のメディアで公開されているため、
ご覧になりたい方は、
こちらのリンクから参照してください。

おとなしそうな大山さんとは
少し縁がなさそうな印象を
受けてしまいますが、
どうやらこの事件は、
大山さんと礒野容疑者が知り合ったことが
一つのカギとなっているようです。

礒野容疑者と大山さんの接点

今回の事件で少し複雑なのは、
礒野容疑者と大山さんの関係です。

大山さんは元交際相手
20万円程の現金を貸しており
以前からそれを返済してもらえない
周囲に相談していたようです。

そしてその返済手段として選んだ方法が、
『知人の手を借りる』ということでした。

そこである知人男性を介して、
『取り立て役』として紹介されたのが、
礒野容疑者だったと言います。

大山さんが専門学校時代の同級生に
LINEメッセージを送ったのは、
昨年の夏頃だったといいます。

『ついに行動を起こします』

その後、礒野容疑者による
元交際相手に対する取り立て
始まったようです。
また、時には大山さん、礒野容疑者、
紹介者の男性の3人で、
元交際相手の勤め先にまで
押しかけたこともあったといいます。

ただ、幸か不幸か
これにより返済は成功。
礒野容疑者は大山さんから
取り立てに対する報酬
受け取る約束になっていたようですが、
実際にこれが支払われたのかは
明らかになっていません。

ただ明らかになっているのは、
大山さんは昨年12月の初めに
数回に分けて自分の預金口座から
現金、約100万円を引き出しており
それを持って加古川に向かった。

そして礒野容疑者は加古川で
あらかじめ用意してあったハンマー
大山さんの頭を殴って殺害。
バッグの中から現金100万円
盗み出したということです。

礒野和晃容疑者の人物像

『女性を背後からハンマーで数回殴り、
さらにバッグの中から現金を奪い取る』

かなり悪質かつ凶悪、そして非道な犯行です。

さらに礒野容疑者は
大山さんのバッグから現金を盗み出した理由を

「バイクが欲しかった」

などと供述しており、
実際にその供述通り
事件後にバイクを購入しており、
改造等を依頼していた事実も
明らかになっています。

このような凶悪な犯行を犯した
礒野容疑者ですが、
以前から素行の悪さが目立ち、
周囲とも度々トラブルを
起こしていたようです。

加古川市の中学校を卒業後、
高砂市の高校へ入学。
しかし2012年2月に自主退学

礒野容疑者を知る人物等の話によれば、

「中学校ぐらいから不良になっていった」
「学校もまともに通ってなかったのでは?」
「外でのこぎりを振り回すこともあった」
「すぐにカッとなり、ケンカ早いタイプ」

また、

「ポケットにサバイバルナイフを忍ばせていた」
「トラブルの際、投げつけられた」

などといった証言も寄せられています。

これらのことから推測すると、

『人を傷つけることを平気で実行する』
『頭に血が上ると、見境がつかない』

このような人物像が想像できます。

大山さんの遺族のコメント

やはり先に記載した
礒野容疑者と大山さんが
知り合ったきっかけがあったとしても、
どうしても2人の人物の関係が
理解し難いものがあるが本音です。

そのためかネット上では、
大山さんに対する
様々な憶測が飛び交っているのも事実です。

しかし先日、
大山さんの遺族が
以下のようなコメントを発表しました。

報道関係者の皆様へ

警察の方から、犯人逮捕の知らせを受け、
我々家族は、複雑な心境の中にあります。
犯人は捕まりましたが、
その犯人さえいなければ
真白は今でも私達の前で
いつもと同じように笑っていてくれた、
そう思うと悲しくてなりません。
真白という名前は、
いつでも真っ白な心でいて欲しい
そんな願いを込めて私が付けた名前です。
その名前のとおり、
真白は素朴で純真な優しい女性に育ってくれ、
学校でもアルバイト先でも
多くの方からかわいがってもらいました

■声優の夢が…
そんな真白が選んだ将来は、
声優になるという、
私達には想像も出来ない世界でした。
親とすれば、都会で一人暮らしをすること、
芽が出るかどうかもわからない夢を
追いかけることについて、
最初から賛成したわけではありません
しかし、小さいときから決して
自分を
前に出すことをしなかった真白が、
自分で描き、自分で決めた未来
私達は応援してやることしか
出来ませんでした。
真白は子どもの頃から無駄遣いしない子で、
お小遣いを自分で貯金していましたが、
一人暮らしを始めてからは、
少しでも家計を助けるためにと、
その貯めたお金を
生活費に充ててくれていました。
おしゃれもしたい年頃なのに、
自分の服もろくろく買わない真白に、
私は季節ごとに服を買って
送ってやっていましたが、
いつも真白はその服を
喜んで着てくれていました。
真白からもらった私への最後のメールも、
この服のお礼でした。

■「どうか真白を返してください」
こんな当たり前の真白との時間が、
私にはとても嬉しい時間でしたし、
こんな真白との時間が、
これから先もずっと続いていく、
そう思っていました。
どうか真白を返してください
どう願っても無理なことは
わかっていますが、
今の私達には、犯人に対して、
その言葉しかありません

最後になりましたが、報道関係の皆様には、
事件発生から、
このような私達の気持ちを汲んでくださり、
報道自粛をしてくださったこと、
大変感謝しております。
私達家族は、犯人が捕まろうとも、
この闇が決して晴れるものではなく
これから先の真白のいない人生を考えると、
ただただ悲しみに暮れるばかりです。
どうか私達の気持ちをご理解いただき、
家族、親族、そしてご近所の方に対する
取材につきましても、今まで同様、
自粛をお願いしたいと思います

平成28年2月18日 親族一同

これが大山真白さんの
本当の姿であったと私は信じます。

そして事件発生後すぐに
報道が自粛された理由がここにありました。

しかしその後の警察の地道な捜査
礒野容疑者を特定、逮捕に至ったのです。

礒野和晃容疑者が奪ったもの

礒野和晃容疑者は、
今回の事件で沢山のものを奪いました。

『大山真白さんの人生』
『大山真白さんが苦労して貯めたお金』

そして
『親族の方々のかけがえのない思い』

さらに
『安心して暮らせる社会』

『バイクが欲しい』などといった
子供のおねだりのような理由で
人の命を奪ってしまうような人間は、
もう二度と現れて欲しくないものです。

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