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海上自衛官・末棟憲一朗が自宅に放火した理由

7月5日の夜遅く、

大分県杵築市(きつき)で

木造2階建ての民家が全焼する

火事がありました。

火は約1時間40分後に

消し止められましたが、

当時、この民家には夫婦2人子供8人

10人の家族が暮らしており、

うち子供4人が行方不明となっていました。

残念なことに焼け跡からは、

この4人の子供とみられる遺体が

見つかりました。

さらに警察が出火原因について

調べていたところ、

この家に住む父親が

放火容疑で逮捕されました。

近所でも、

「仲がよさそうだった」

と評判だった家族に何が起こったのか?

Facebookなどの情報を元に、

考えてみたいと思います。

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火災時の様子

火災が起こったのは、

7月5日の午後11時50分ごろ。

“放火”の疑いで逮捕されたのは、

この家に住む父親で、

海上自衛隊、一等海尉の

末棟憲一朗(すえむね けんいちろう)容疑者(40)。

近所の人の証言によると、

“大きな声で言い争うような声”

が聞こえ、様子を見ようと

窓から覗くと

すでに炎が出ていたとのこと。

また、他の住人の証言によれば、

“ボーン、ボーン”、という爆発音を2回聞き、

交通事故かと思いカーテンを開けて

見てみると、

末棟容疑者の自宅から、

末棟容疑者と息子の言い争い

のような声が聞こえ、

その後、「火事だ、119番して!」と、

末棟容疑者が叫んでいるのが聞こえた。

外に出てみると

家から炎が上がっていた。

付近の住人が気付いた時には、

既に手が付けられないほど

炎が上がっていたようです。

火は約1時間40分後に

消し止められましたが、

4人の子供が行方不明になっており、

その後、焼け跡から

この4人と見られる遺体が見つかりました。

亡くなったと見られるのは、

長女の中学2年生・悠佳里さん(14)

四男の小学4年生・雅裕くん(9)

次女の小学2年生・真由美ちゃん(7)

五男の幼稚園児・滋ちゃん(5)

の4人。

長男の高校生(18)は、

出火当時、親戚の家におり、

次男(15)三男(12)は逃げて無事だった。

三女(3)も逃げ出しており、

腕などにやけどを負ったが、

命に別所はありませんでした。

火災当時の両親の様子

妻の雅美さん(42)は、

バケツの水をかぶり

家の中に飛び込もうとして、

周囲の人たちに止められているのを

目撃されています。

その間何度も、

長女・悠佳里さんの名前を

呼び続けていました。

また末棟健一郎容疑者も、

1階の屋根の上に上がり

家の中に向かって、

「飛び降りろ!」

叫んでいました。

また、四男・雅裕くんの名前を何度も

呼び続けた後、

「俺が帰ってきたから悪かった」と口にして、

道端にへたり込んだといいます。

末棟容疑者は放火の容疑を

認めていますが、

子供を救助する行動をとっており、

自身もやけどを負って、

病院に運ばれています。

これらの行動からも、

放火の動機が伺えそうです。

妻・雅美さんの証言とFacebookの情報

捜査関係者によりますと、

末棟容疑者の妻、雅美さん(43)が、

「ささいなことで口論となり、夫が火をつけた」

と話していることがわかりました。

さらに付近住民の、

“大きな声で言い争うような声”

“末棟容疑者と息子の

言い争いのような声”

との情報からも、

家庭内で何らかのトラブルがあり、

末棟容疑者が火をつけたのではないかと

思われます。

また、妻・雅美さんのFacebook(既に削除済み)には、

“結婚しました 2008年11月2日”

との記載がありました。

このことから、

末棟容疑者と妻の雅美さんは

双方、もしくは片方が

“再婚”であることは間違いなさそうです。

もしかすると、

これらのことが

雅美さんの証言している

“ささいなこと”であり、

“口論の原因”となったのかもしれません。

子供が親の犠牲に

末棟容疑者は海上自衛官で、

広島県江田島市で隊員を指導する、

“教務班長”を務めていました。

階級は幹部にあたる

“一等海尉”で、

勤務態度に問題もなく、

普段は広島で単身赴任しており

7月4日、5日は

休みを利用して大分の自宅に戻ると

報告していました。

また、火災が起こった

末棟容疑者の自宅は、

1階に居間とダイニングキッチン、

2階には3部屋あり、

遺体は全て1階の居間付近

見つかっています。

そのため安否不明の4人は、

2階の同じ部屋で寝ていたものと

思われます。

火災当時の末棟容疑者の行動や、

妻・雅美さんの話から見てみると、

口論に腹を立てた末棟容疑者が、

1階で火を放ったと見て

間違いなさそうです。

しかしその後我に返り、

必死に子供を助けようとしたが

間に合わなかった。

子供たちは親が家に火をつけるなど

想像もせずに眠っていたことでしょう。

一時の感情で我を失うと同時に、

末棟容疑者はもっと大事なものを

失ってしまいました。

取り返しのつかないものを。

放火理由は「妻が見送らなかった」

その後の取り調べで、

新たな事実が見えてきました。

末棟容疑者は放火した理由について、

「妻が見送らなかった」

と供述していることが

明らかになりました。

末棟容疑者は土日を利用して、

単身赴任先の広島から帰宅しており、

6日(月)には、勤務先である

広島に戻っていなければ

ならなかったことになります。

恐らく5日夜には広島へ戻る予定であった。

しかし妻・雅美さんが見送りをしなかったため、

カッとなって突発的に

犯行に及んだと思われます。

また、「油をまいた」とも供述しており、

これは“灯油”であったこともわかっています。

さらに末棟容疑者は、

最近まで心療内科に通っていたことも

明らかになりました。

このことが直接犯行に結びつくかは

不明ですが、

“カッとなりやすい”

心理状態であったことは間違いないでしょう。

「ささいなこと」=「見送りがなかった」

妻・雅美さんの証言は

こうなります。

世間的に見れば“ささいなこと”

かもしれませんが、

末棟容疑者にとっては、

“重要なこと”

だったのかもしれません。

もしくは、

“重要にさせる何か”

があったのかもしれません。

いずれにしても代償は大きすぎたようです。

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